樋本デスクの情報BOX |
2004-05-02
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![]() ![]() 九州(荒尾・佐賀)で大活躍したアラブの夢戦士シルキーオーを記念した冠レースでは初めて試み。馬体重550キロの巨体で九州の、いや全国のアラブファンに愛されたシルキーオー。通算44戦21勝、二着12回。連続連対の記録はなんと22回。「九州アラブの重戦士」シルキーを、アラブの聖地である福山競馬場において、その存在を記念した冠レース。こういったアラブの熱狂的なファンはありがたい。これからもこういった冠レースが続々登場することを私、樋本デスクは願ってやまない。 荒尾競馬に夢はせる加藤始さん ![]() 加藤始さん(写真・左端32歳)は荒尾競馬のことならなんでもござれの熱狂的な荒尾競馬のファン。中津の女性ジョッキー、小田部騎手(中津廃止のあと荒尾に移籍)との出会いのなかで荒尾競馬のすばらしさに心打たれた。そして荒尾が生んだスーパースター、シルキオーに魅せられて今回の冠レースを応募したというわけだ。こんな熱狂的な地方競馬のファンも珍しい。なにせ、能力検査まで日帰りで見に行くほどの熱心さ。一生、忘れることのできないシルキーオーの勇姿。シルキーオーは幸せな馬だと痛感する。写真・右は坂本憲磨さん(22)、そして後列の男性が坂田賢仁さん(28)は広島在住で重賞レースがある時は必ずパドックにいる。私もまたに見かける。加藤さんとは競馬仲間で息の合う友人だ。 緊張気味の加藤さん ![]() 加藤さんはきょうで3度目の来福だ。これまで全国の競馬場は8場。特に荒尾は自分の庭のようなものですべてを知り尽くしている。現在は豪腕で鳴る吉田隆騎手のファンでもる。吉田隆騎手とは以前、話をしたことがあるが、なかなかの好青年だった。乗り方も豪快で荒尾を代表する名ジョッキーだ。福山の騎手との記念撮影。なんだか、加藤さんは緊張している様子だ。 シルキーオーよ、永遠に ![]() ![]() ![]() 私も一度、シルキーオーを一度この目で見たかったが、なかなか荒尾までは行けず、ニュースで一度見ただけだった。巨体から繰り出す迫力あるスピードは多くのファンを魅了。荒尾からこれだけの馬はもう出ないだろう。シルキーオーメモリアルを豪快に飾ったのはゴジラ鋤田のハクコウベストだ。シルキーオーに負けじとスタートから強引な逃げを打ち、追いすがる1番人気のアトムビクトリーを鮮やかに完封してみせた。これをキッカケにハクコウベストのように強くなってほしい。このハクコウベスト、なんと奇遇にも荒尾デビュー。この日のために勝ったようなもの。シルキーオーの冠レースで後輩のハクコウベストが勝ったなんて、なんという偶然なのだろうか…。 加藤さん、感激の表彰式 ![]() ![]() ![]() 加藤さんにとって福山は第3の故郷になった。もちろん第1は埼玉で、第2は荒尾。加藤が初めて福山競馬場に訪れた時、2階にある尾道ラーメンの絶品の味にとりこになったという。そんなに旨かったかな、2階のラーメン。これを機会に福山にちょくちょく足を運んでラーメンをたらふく食べてほしいものだ。きょうは絶好の天気で実にさわやか。加藤さんのシルキーオーに対する思い入れが伝わる感動的な挨拶だった。お疲れさまでした。 誘導馬にも感激の加藤さん ![]() 16歳のシュタインベルガーに騎乗して大感激の加藤さん。きょうの日はきっと一生の記念として加藤さんの心に残ることだろう。これからも地方競馬を応援して下さい。書き忘れていたが、きょうの賞品はイトーヨーカドーの商品券とシルキーオーの写真だった。さぞかし、シルキーオーも喜んでいることでしょう…。 |
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