3月の24日・25日の競馬を最後に現役生活に
ピリオドを打たせます、長らくの応援ありがとうございました
今回、うちの厩舎での最古参、ナカトップグラス号の引退に先立ち
ファンの多さに特集を組みたいと思い、ページアップしました
ナカトップグラス号はその冠名の通りに、故中西いく夫社長が
その馬体の良さに惚れて、大井競馬に入厩させた馬です
故中西社長とは、厩舎開設以来お世話になった方です
社長は中央や南関東、関西に預けた馬がレースで勝てなくなり
処分となると、必ず、立て直して何とか競馬に使えるように、と
うちに依頼して来ていました
「とにかく可愛そうやからなぁ、なんとか生かしてやってくれへんか」
そんな慈悲の強い心意気の社長でした
ですから、私共もその心意気に答える努力を惜しまないでいました
たまに勝った時の報告で、本当に嬉しそうな声が印象に残っています
「そうかぁ、勝てたかぁそっちに送って良かったわ・・」
私共にしたら喜んで貰える時が何よりの報酬です
他界された社長の意思を継ぐために、現広松オーナーに
グラスの後を引き受けて欲しいと、お願いして現在に至っています
広松オーナーに快く引き受けて、貰い感謝の念に絶えません
ナカトップグラス
平成7年5月21日生まれ 現在8歳
父グリーングラス
母ポライトジョイ
北海道浦河郡浦河町 久保農場で生まれました
男馬の綺麗な黒鹿毛です、生まれたときはきっと生産者も
大喜びだった事でしょう、人間も馬も出産時の心境は同じでしょうね
後半の競馬でグリーングラス号のラストサンであるナカトップグラス号の
最後の勇士をご覧に入れます、皆様方の熱い応援をよろしくお願いします